EMG Accessories
EMG logo EMG PickUpsは当初「Dirtywork Studios」という名前で登場しました。当時の製品は本体トップ部分に社名が浮き彫りにされていました。その後、本体上面のロゴは「EMG」に変更され、1981年頃に現在のようなスタイルになったようです。今やEMG pickupsはアクティブピックアップの代名詞のような存在ですが、「ロー・インピーダンス・ピックアップ+アクティブ回路(内蔵プリアンプ)」がより正確だと思います。もちろんアクセサリー(SPC、EXG等)を使用した場合はアクティブサーキットになります。



[ SPC l RPC l EXG l PA2 l Pi2 l DMSK l DB2 ]
 
EMG-SPC
EMG-SPC Presence Control
ストラト・プレゼンス・コントロール (アクティブ・ミッドレンジ・ブースター)
SPC(Strat Presence Control)は 、シングルコイルピックアップ(SA、S、SV、SAV)を更に太いサウンドを出力する為のアクティブトーン回路です。 またHumbuckerとも相性がよく、プロギターリストの間でも"ハムバッカー+SPC"を使用している人もいます。SPCは"The Fat Control"とも呼ばれている可変タイプのコントローラーで、フルテン状態で1,300Hzあたりを6dBまでブーストします。SPCが登場した当時、現在のようなハイエンドなアンプリファイアが多くなかったことを考えるとシングル派プレイヤーには必需品だったと思います。
以前SPCには「SPC-1」「SPC-2」と2種類あったのをご存知でしょうか?機能は同じなんですが、「SPC-1」はアメリカ製で、「SPC-2」はライセンス生産された日本製でした。値段がSPC-1は¥18,000-、SPC-2が¥8,000-ということで、当時出回ったのは殆んどが日本製だったのでは・・・?
 
EMG-RPC
EMG-RPC Resonant Peak Control
レゾナンス・ピーク・コントロール (アクティブ・トレブル・ブースタ−)
RPC(Resonant Peak Control)は 高周波域をブーストすると同時に低周波帯域を抑えます。SSH(タップ仕様)のギターやギブソン系のギターにシングルを搭載したときに使うものです。
ハムのタップというのはどうしても使用しないもう一方のバンクの磁力の影響などを受けるため完全なシングルサウンドは出せません。特に高域の音に違いが出るのでそれを補正するためのモノであり、マホ又はコリーナなどボディの性質上失われる部分を形作ることも出来ますね。ストラトでもシングルサイズのハムなんかを使うとどうしてもハイエンドが丸くなるので切れ味を上げるために使うと良いです。(Thanks Hellcat)
 
EMG-EXG
EMG-EXG Guitar Expander
ギターエキスパンダーサーキット
元々ディビッド・ギルモアのサウンドにも興味があったので当然この"EXG"は必須と思ってましたが、これは"使える!"。というより"EXG"をずっと使っていた後、ディバイスをカットした時に寂しく感じます。モノ足りないといいますか・・。レスポンスかつバランスよく各弦が響いてくれるように感じます。また、歪みを上げてもその特性はかわりません。
あの人も使っていたのをご存知でしたか?? 04/04/18
 
EMG-PA2
EMG-PA2 Preamp Booster
プリアンプブースター
PA2は最大20dbまでのブーストが可能なミニスイッチ型プリアンプブースター(ユーザープリセット型でその設定値をON/OFFで制御)です。ほとんどは最大値で使うことが多いと思います。実際その効果は"いい感じ"のオーヴァードライヴが手軽に得られます。ペダル型エフェクターでも同じような・・いえ、PA2以上のオーヴァードライヴは得られますが、このPA2は"おいしい音域"を持ってます。また、アンプ直のプレイヤーにもお奨めできます...。
 
EMG-Pi2
EMG-Pi2 Phase Reversing Switch
フェイズ・リバーシング・スイッチ (フェイズサウンド用ミニスイッチ)
マウントされているピックアップのうちのどれか一つに直列につなぐだけで気持ちのいい "Out of phase(フェイズサウンド)"が得られます。つまり、このPi2を使用することによって回路を変更することなく電気の流れを180度逆転させたサウンドを疑似体験できます。もし、あなたのギターが2ピックアップ仕様のギターならば、どちらか一方に(どちらでも良い)、3ピックアップ仕様の場合はセンターポジションに装着します。
Fender社の「マスタング」に使用するとイケました!
Fenderマスタングのピックアップセレクター(切り替えスイッチ)は他のギターの切り替えスイッチとは違い、各ピックアップに各1個着いています。そのスイッチは3ポイントスライド式になっておりセンターにすると回路が遮断され選択されたピックアップが「OFF」になり、それぞれのスイッチを対照的な設定にするとフェイズサウンドが出る設計になっています。EMGを載せる場合、そのスイッチをそのまま流用すると「フェイズ」時においてピックアップ内のプリアンプに流れる電流が逆流して、最悪の場合はプリアンプを破損させる恐れがあります。筆者は換装後、しばらくそのことに気づかず人からの指摘でフェイズ回路を通さない配線にしました。幸い、その時はピックアップを破損しないで済みましたが、その時のEMGによるフェイズサウンドを忘れられず、このディバイスを使用するようになりました。EMGのフェイズサウンドは最高です。
 
EMG-DMSK
EMG-DMSK Dual-Mode Switch Kit
デュアルモードスイッチキット
EMG89を除くハムバッカーピックアップをタップし、シングルコイルサウンドをシュミレートするディバイスです。サウンド・バリエーションが欲しい方には最適!

Capacitor

.0033 microfarad
.0039 microfarad
.0047 microfarad
.0068 microfarad
.0074 microfarad
.0082 microfarad
.0093 microfarad
.01 microfarad
.022 microfarad

Roll Off

482Hz----Most Roll Off
408Hz
338Hz
234Hz
215Hz
174Hz
171Hz
159Hz
72Hz-----Least Roll Off
EMGカタログより
最近のリプレイスメントピックアップは、サウンドバリエーションを得る為にピックアップ本体から何本ものシールド(コード)が出力されてます。シリーズ配線・パラレル配線などでメーカーは違えどその殆んどはハム・シングルなど様々な音楽スタイルに合わせれるようになっているようです。しかし、EMGをご自身で配線した方はご存知の通り、EMG89以外は基本的なハムバッカーとしての配線しか出来ません。そこで、どうしても「81」「60」等をタップして使いたいという方は、この"DMSK"を使えばシングルサウンドをシュミレートしてくれます。ただし、あくまでも「シュミレーター」ですので誤解のないように・・。
 
EMG-DB2

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EMG-ACCESSORIES THE BOX
EMGアクセサリーズ ザ ボックス <DB-2>
RPC、SPC、EXG、PA2、EXB、BTS、BQCがひとつのボックスに収められたちょっと変り種のEMG製品
ギターに塔載された時との基本的な違いは、個々にON/OFFのミニスイッチが装備されてるということです。
154mm×116mm×60mm
 

EMG-SPC,RPG,EXG,PA2,Pi2,DMSK,DB2はすべてEMG,Inc.の登録商標です。